はじめまして!
弁護士の満村といいます。
これから弁護士として仕事上考えたことや、読者の皆様の生活に役立つ情報を発信していきたいと思っています!

第1回目の投稿が自己紹介だけになるのはいやなので、早速情報発信したいと思います。

今やみんなやっていますよね・・・SNS( ̄ー ̄)ニヤ
SNSのアカウントを持ってすらいないという人はほとんどいないのではないでしょうか?

発信方法は色々広がっていて、文章のみならず、画像、動画、アバター等々。
しかし、発信の幅が広がると共に危険も広がっています!
以下でどんな危険があるのか見ていきましょう。

自分が加害者になる場合
感情に任せた書き込みが誰かに対する誹謗中傷になっていることは多いです。
また、会社で働かれている方はもしかすると書き込んだ内容が業務上の守秘義務違反になっているかもしれません。
「どうせばれないだろう・・・」「住所や連絡先は載せてないし・・・」と思ってませんか?
実は「発信者情報開示請求」と言う制度が法律上存在します。
悪意ある書き込みをした人の情報をプロバイダに開示させるという制度です。
これで特定されてしまえば、損害賠償請求や刑事告訴されてしまう可能性が高いです。
プロバイダ責任制限法第4条に基づく制度です。
気になった方は調べてみてください。

自分が被害者になる場合
顔出し、プライベート情報の映り込み等によって個人が特定されてしまうということがありますよね。
2019年9月、アイドルの松岡笑南さん(21歳)が自分の顔写真を投稿したところ、ファンの男が松岡さんの瞳に映った風景から住所を特定し、松岡さんの自宅玄関で彼女を襲ったという事件がありました。
くれぐれも不注意な投稿をしないよう気を付けてください。
友達や恋人の写真や動画をアップするときにも注意が必要ですね!
大丈夫と思っても念のため本人の許可は取った方がいいかもしれません。

今回は以上にしようと思います。
「弁護士のくせに法律一つしかでてきてないやん!」と突っ込まれそうですが、法律にこだわらず幅広く考えたことを書いていく予定です笑 ではでは。。。